【タイ】バンコク都フアイクワーン区の商業エリアRCAで11月27日、タイ警察中央捜査局(CIB)が保健省健康サービス支援局の協力を得てエステ店を捜索、顔面への注射などエステ店として認められていない医療行為があったとして、中国国籍のオーナー、中国国籍の従業員2人、タイヤイ族の従業員4人を逮捕した。従業員はタイ国内での犯罪行為および不法就労の容疑。
摘発を受けた店は「サロン・ジャック」で、ヘアドレッシング、マニキュア、各種マッサージ、顔面注射、ビタミン注射などを行っていた。免許を持たない自称医師が医療行為を行っていた、診察室もあったという。押収品の中には、塩化ナトリウム、生理食塩水、注射器、点滴用チューブなども含まれていた。
中国国籍のオーナーは、最初は否認していたもののやがて容疑を認め、「出店するに当たって認可が必要と言われなかった」と話しているという。
写真:POLICE News Varieties