タイの町中に「キツネ」の迷子、フェイスブックで飼い主探し

【タイ】東北部マハーサーラカーム県マハーサーラカーム市で11月21日、「キツネがいなくなっていませんか?」というフェイスブックの投稿があり、市民が画像を拡散して飼い主を探すという出来事があった。キツネは取り敢えず、市内の動物病院に引き取られた。

 マハーサーラカーム市内に住む女性によると、彼女は前夜8時頃、食事のために外出したところ、1匹の動物が道の真ん中で寝ていたのを見つけた。犬とは異なる顔つきだったのでキツネではないかと思い、人や車に慣れておらず飼われていたのか野生なのかも分からなかったので、警察に通報。しかし夜間で対応できる施設がないという返事だったため、取り敢えず近所のホテル敷地に誘い込んだ。逃げ出さないように見守っていたが、キツネは吠えることなく終始おとなしかったという。通報を受けた警察が訪れ、翌日の対応を約束して帰っていった。

 21日の朝になり、女性がマハーサーラカーム市民が参加するフェイスブックのグループにキツネの写真を投稿すると、それを見たユーザーによる飼い主探しが始まり、タイのメディアが聞きつけて取材に訪れた。現在は市内の動物病院が引き取っているが、すぐにコーンケーン県の動物施設に保護される予定だ。

 タイ国内で見られるキツネのような動物はGolden Jackal(Asiatic Jackal)で、日本語でいうキンイロジャッカル。タイ語では「金色のキツネ」「アジアのキツネ」と呼ぶ。日本でも昔は、キツネとジャッカルが混同されていたという。

フェイスブックで拡散された写真

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