日本政府、チェンライ県の町にレスキュー車寄贈

【タイ】日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、「チェンライ県クルン町レスキュー車整備計画」への支援を決定し、25日、在チェンマイ日本国総領事館で、堀越久男総領事代理とダムロンサック・チャイサーン・クルン町長との間で署名式が行われた。クルン町がレスキュー車両を整備するための資金131万4000バーツ(約524万円)を無償供与する。

 クルン町はチェンライ県東北部チェンコーン郡に位置する。県の中心地から約90キロ離れた中山間地域で、森林が町の約7割を占め、森林保護区を境に町内を国道が縦断している。人口は約6200人で、高齢者の割合が高い。高血圧症や糖尿病などの持病を抱える人も多いが、町内には病院がなく、救急事案が発生した際には、町のレスキュー隊が現場で応急処置をおこなったり、傷病人を最寄りの病院へ搬送している。しかし、同町は傷病人搬送用の設備を備えたレスキュー車両を所有しておらず、ピックアップトラックを改造した簡易車両を用いて救急救命にあたっている。

 

写真提供、在チェンマイ日本国総領事館

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