クロップス、ベトナム子会社で不正流用 2.6億円被害か
- 2024/7/18
- タイ社会
【ベトナム】クロップス(名古屋市)は18日、ベトナムの連結子会社ジョブリンクス・コーポレーションで、社会保険料の未納と社員による不正が発覚したと発表した。
社会保険料未納を指摘した現地メディアの報道を受け、社内調査を行い、2024年1月以降で総額約271億ベトナムドン(約1億7400万円)の社会保険料が未納であることを確認し、未納額全額を7月5日に納付した。
この社内調査で、2024年1月から6月にかけて、ジョブリンクス・コーポレーションの社員が複数の外部者と共謀し、虚偽の申請を繰り返すなどして、同社の預金を引き出し、総額約406億ドン(約2億6000万円)の現金を私的流用していた疑いが強まり、7月16日にベトナム当局に告訴状を提出した。