「ミス・ユニバース」にメキシコ企業が出資参画、タイ社が株式50%売却

【タイ】ドラマ、映画などの配給を手がけるタイ企業JKNグローバル・グループは23日、世界的なミスコンテスト「ミス・ユニバース」の運営を手がける孫会社JKNレガシーの株式50%をレガシー・ホールディング・グループUSAに1600万ドルで売却すると発表した。2024年9月までに売却する予定。

 JKNは売却後も全額出資子会社のJKNグローバル・コンテントを通じ、JKNレガシーの株式50%を保有する。

 レガシー・ホールディング・グループUSAはメキシコのコングロマリット(複合企業)、レガシー・ホールディングのグループ企業。出資を機に、今年の「ミス・ユニバース」のメキシコ開催を目指す。

 JKNはトランスジェンダーのジャクラポン同社最高経営責任者(CEO)が2013年に創業した。ドラマ、映画などの配給を手がける。2017年にタイ証券取引所(SET)2部市場(MAI)に上場し、現在はSET上場。2022年に「ミス・ユニバース」の運営会社とライセンスを買収した。2023年に大部分の社債の償還ができなくなるなど経営危機が表面化し、同年11月にタイ中央破産裁判所に事業更生手続きの適用を申請した。2023年9月末時点の負債総額は約76億バーツ。

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