【アジア】組織・人事コンサルティング大手の米マーサーがまとめた2023年版の「世界生計費調査・都市ランキング」で、外国駐在員にとって最も物価が高い都市は香港(2022年調査1位)、2位はシンガポール(同8位)だった。シンガポールは通貨高とインフレで順位が上がった。
3~10位は順に、チューリッヒ(スイス)、ジュネーブ(スイス)、バーゼル(スイス)、ベルン(スイス)、ニューヨーク、テルアビブ(イスラエル)、コンペンハーゲン(デンマーク)、ナッソー(バハマ)。
東南アジアでは105位のバンコクがシンガポールに次いで2番目に高い都市となった。以下、プノンペン132位、マニラ133位、ジャカルタ151位、ハノイ156位、ホーチミンシティ164位、バンダルスリブガワン172位、クアラルンプール180位、ヤンゴン204位、ビエンチャン209位。
日本の都市は東京19位(2022年調査9位)、大阪93位(同37位)、名古屋113位(同51位)、横浜115位(同50位)と大きく順位を下げた。通貨安と国内消費の低迷が影響した。
中国の都市は上海12位、北京13位、深セン20位、広州36位、青島55位だった。
住宅、交通、食品、衣料、家庭用品、娯楽など200品目以上の2023年3月時点の価格を調べ、比較した。ニューヨークの指数を100とし、基準通貨は米ドル。
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