タイ運輸省「鉄道技術の国内開発」へ 研究から製造・保守まで一貫整備

【タイ】首相府は9月11日、鉄道技術を国内で研究開発から設計、製造、組立、保守まで一貫して担える体制を整備し、外国技術への依存を減らす方針を示した。鉄道産業の競争力を高め、研究成果を実用化して経済価値を生み出す。

 シリポン・アンカサクンキアット副運輸相が、キング・モンクット工科大学北バンコク校(KMUTNB)の鉄道技術ラボを視察。鉄道技術研究所(SRTI)と大学の連携を強化し、政策、利用者ニーズ、研究、人材、産業を結びつけて実用化につなげる仕組みを構築することを確認した。両者は、鉄道工学教育、車両設計技術の移転、溶接技術の高度化の3分野で協力し、国内の設計・製造・保守能力の向上を図る。

 今回の取り組みは、政府が9月1日に閣議で承認した「2028〜2032年の鉄道技術戦略」に沿うもの。研究開発、人材育成、技術移転、標準化、試験評価、産業基盤整備を体系的に進める枠組みとなる。

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写真:タイ首相府

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