資源循環事業のkomham、東南アジアで資源循環事業を本格展開

【タイ】微生物技術を用いた資源循環事業を手がける komham(本社:北海道札幌市) は、東南アジア地域での事業化に向け、タイとシンガポールで実施した技術実証の結果を踏まえ、同地域での生ごみ処理・資源循環事業の展開を本格化する。

 同社によると、東南アジアでは経済成長や都市化に伴い生ごみなどの有機廃棄物が急増する一方、焼却や埋め立てへの依存が続き、処理インフラの整備が課題となっている。こうした状況を背景に、同地域では資源循環分野への投資が進み、現地環境に適した処理技術の需要が高まっている。

 komhamは東京都の「グローバルサウスGX実証補助金」に採択され、タイとシンガポールで独自の微生物群「コムハム」や自律駆動型生ごみ処理機「スマートコンポスト®」を用いた技術検証を進めてきた。実証には東南アジア大手企業、タイ王室系企業、日系メーカーが参加し、高温多湿の環境や現地特有の生ごみ組成でも安定した分解性能を確認した。輸出入や物流体制など事業運営に必要な基盤の検証も行った。

 これらの成果を踏まえ、同社は微生物・処理機・診断サービスを組み合わせた資源循環ソリューションの社会実装を進める。タイで確立したモデルを東南アジア各国へ展開し、地域特性に応じた資源循環プラットフォームの構築を目指す。さらに、中東など他地域への展開も視野に入れる。

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