タイ政府「国際社会がソンクラーンを評価」 世界的イベントとしての存在感向上か

【タイ】ラッチャダー・タナーディレーク政府報道官は4月15日、今年のソンクラーン(タイ正月)が国内各地で大規模に開催され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産としての魅力と文化的価値が世界に強く発信されたと述べた。伝統と現代性が融合したこの祭りは、国境を越えて多くの人々を惹きつけ、国際的な参加を促していると評価した。

 今年は、英国、スイス、デンマーク、ドイツ、インド、ベルギー、米国、豪州、中国、フィリピン、ベトナムなど、在タイ42カ国の大使館が広報用コンテンツを制作し、独自の視点でタイ文化の魅力を紹介したという。AP通信、ロイター、Euronews、新華社などの世界主要メディア・通信社も、外国人旅行者が多く集まるカーオサーン通りをはじめ各地のにぎわいを大きく報じ、世界でも有数の活気ある祭りとして取り上げた。北米のニュース配信サービスはソンクラーンを国際的な「World Water Festival」と評価し、タイの観光と経済を牽引する重要なイベントとして紹介している。

 当局による安全対策についても注目が集まり、シンガポールのThe Straits Timesは、性的嫌がらせの禁止、相手の同意のない粉かけ行為の禁止、高圧の水鉄砲の使用禁止など、タイが定める「安全に水かけを楽しむための10項目」を紹介し、国際基準に沿った運営体制を評価した。

 タイ政府観光庁(TAT)は、4月11〜15日のソンクラーン期間中、観光収益が303億5000万バーツを超えるとの見通しを示している。外国人に関しては旅行者数50万人、観光収益81億バーツと見積もっており、前年同期比6%増を期待している。

ラッチャダー政府報道官 写真:タイ首相府

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