【タイ】タイ政府は1月13日の閣議で、バンコク大量輸送公社(BMTA)の2026年度の資金繰りを支えるため、総額91億1150万バーツ(460億円相当)の借り入れを承認した。財務省が債務保証を行い、借入方法や条件などの詳細を定める。
アイヤリン・パンリット政府副報道官によると、BMTAは赤字運営に対する補填が実際の損失額に見合っていないことに加え、電気バス1520台の導入スケジュール見直しの影響で、慢性的な資金不足に陥っている。このため2026年度には、既存債務の返済分383億1900万バーツと、今回承認された流動性確保分を含め、総額474億3050万バーツの借入が必要となる。この借入枠は、すでに承認済みの2026年度公共債務管理計画に盛り込まれている。
調達した資金は、燃料費や車両整備の委託費など、日常運営に必要な運転資金として充てられる。電気バスのリース計画が予定通り進まない場合は、実際に発生した燃料費や整備費を賄うための借り入れも認める方針。これにより、BMTAは年間約1億6993万バーツ、率にして約59%の利息負担軽減が見込まれるという。
財務省、首相府予算庁、国家経済社会開発評議会(NESDC)はいずれもこの方針に同意し、運輸省とBMTAに対しては、電気バス導入計画を着実に進めるよう求めている。また、法制委員会事務局は今回の措置は法令に基づく手続きであり、将来の内閣を拘束するものではないとし、下院解散後の現暫定内閣が承認できる案件との見解を示した。
写真:Bangkokbusclub.com ชุมชนคนรักรถเมล์ フェイスブックより
























