タイの日本食レストラン、5000店突破 ジェトロ調査

【タイ】ジェトロ(日本貿易振興機構)が行った「2022年度タイ国日本食レストラン調査」(店舗数調査期間2022年9月1日~11月15日)によると、タイ国内の日本食レストランは5325店で、前年調査の4370店から21.9%増加した。

普及型チェーン店、フランチャイズ店、タイ人経営の個店の増加が大幅増に寄与した。

業種別の店舗数は「寿司」が最も多く1431店(前年比19.6%増)だった。次いで「日本食(総合和食店など)」1273店(同18.9%増)、「ラーメン」611店(同33.1%増)、「すき/しゃぶ」386店(同16.3%増)、「居酒屋」369店(同34.2%増)、「焼き肉」341店(同29.2%増)、「喫茶」278店(同22.5%増)、「丼専門」167店(同9.9%増)、「カレー/オムライス」141店(同33%増)、「洋食」129店(同13.2%増)、「揚げ物」123店(同30.9%増)、「鉄板お好み」55店(同8.3%減)、「蕎麦うどん」21店(同5%増)――。

地域別で最も多いのはバンコク都で2394店。次いで東部チョンブリ県352店、バンコク北郊のノンタブリ県328店、北部チェンマイ県241店だった。

客単価別にみると、バンコク、地方ともに101~250バーツの店舗が最も多く、251~500バーツの店舗が続く。その次に多いのはバンコクでは501~1000バーツ、地方では100バーツ以下の店舗だった。

多店舗展開するブランドは51店以上9、11~50店48、6~10店56、2~5店344だった。

ジェトロが11月15日~12月10日に17社・団体を対象に実施したヒアリング調査では、日本食レストランの売り上げは2019年の70~90%まで回復しているとの意見が多数だった。回復しきっていない理由としては、原材料価格の高騰、会食・パーティー需要や外国人観光客の回復が遅れていることが挙げられた。

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