ゴムの木活用のバイオ炭でカーボンクレジット Green Carbon社がタイでMOU締結

【タイ】カーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(本社:東京都港区)が、ゴム原料となるラテックスを採取した後のゴムの木を活用したバイオ炭プロジェクトの共同開発に向けて、タイ天然ゴム公社(RAOT)とMOUを締結した。RAOTが管理するタイ国内400万ヘクタールで、世界最大規模となり得るカーボンクレジットの創出を目指す。

 同社は、ラテックス採取後に伐採されるゴムの木のうち、再利用されない端材をバイオ炭化し、ゴム農園に施用。土壌の炭素貯留量を増加させ、それをカーボンクレジットとして創出する。また、バイオ炭化の施用によって化学肥料の代替可能性、土壌改良の効果、ゴムの木の生育状況への影響を科学的に検証し、ゴム農業における持続可能な栽培手法の確立を目指す。タイ政府は現在、「2050年カーボンニュートラル」の目標を掲げている。

 Green Carbon社は、東南アジア諸国、オーストラリア、南米諸国で、水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップといった自然由来のカーボンクレジット創出事業を展開。日本国内の水田においては2023年度、日本初かつ最大級(約6220トン)のJ-クレジットの認証を取得しているという。

妹尾聖人Green Carbon株式会社COO(左から3人目)、プーク・ルートワンポンRAOT取締役会長(写真中央)らによるMOU締結式

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