花王とタイCP、協業基本合意書締結
- 2024/9/30
- タイ経済・企業
【タイ】花王とタイ最大級の財閥CPグループは9月30日、タイにおけるサステナブルな未来に向けた協業に向け、基本合意書を締結した。タイでコンビニエンスストア「セブン-イレブン」やスーパーを展開するCPグループに対し、サステナブル視点のCPグループのハウスブランドを共同開発し、花王グループの革新的な商品開発力とCPグループの強い流通網による新たな価値提案を行う。また、環境に配慮して開発された花王グループの商品群の中から、特定の商品をCPグループに独占提供する。
花王は1964年にタイでの事業を開始し、1967年にタイで初めての粉シャンプー「フェザーシャンプー」を発売した。1972年にはケミカル事業を開始。現在は「アタック」や「ビオレ」、「メリーズ」など11ブランドの日用品を展開する。
CPグループは1921年にタイで創業し、農業と食料品を中核として、情報通信や流通、金融、医薬品などの幅広い分野で国際的に事業を展開する。