アフターコロナで何とかして人々の消費を促そうといった役所の努力を伺わせる、取ってつけたような「祭り」が最近のタイでは目立つ。その一例が、バンコク西隣のサムット・ソンクラーム県で昨年に始まった「カオヤイ・ポメロとサムット・ソンクラーム特産品祭り」。今年は8月18~27日に県庁で開催される。
メインは世界自然遺産として知られるカオヤイ国立公園産というポメロ(ザボン、タイ語でソムオー ส้มโอ)。それだけだとサムット・ソンクラーム県をアピールする祭りにならないのか、パームシュガーやガピ(エビの塩辛)など同県の特産品も並べられている。祭りといっても県庁の駐車場にいくつかのテントが並んでいるだけで即売会といった雰囲気。
市場で買うのを同じと思わせるが、甘さ加減やジューシーさなど客の好みに合うポメロを厳密に選び出してくれるので、購入に失敗はない。同県の観光地であるアムパワー市場やニアミス列車のメークローン駅への行き帰りに寄りやすい祭り。
งานเทศกาลส้มโอขาวใหญ่และของดีสมุทรสงคราม ประจำปี 2566 (ครั้งที่ 2) ระหว่างวันที่ 18-27 สิงหาคม 2566 ณ ศาลากลางจังหวัดสมุทรสงคราม
詳細確認:タイ政府観光庁サムット・ソンクラーム事務所 034-752-847~8