タイの生産管理(2)「マスタ構築、特に品目マスタと部品表」by SimLex Development

 

◆生産管理の基本的マスター

 マスターとは、業務を遂行するために企業内に設置されたデータベースなどの基礎情報のことを指します。商品や原材料に関わるもの、給与に関わるもの、顧客に関わるものなどさまざまな種類がありますが、マスター構築はタイにおいても生産管理を行う上で必要不可欠と言っても過言ではありません。事業を立ち上げるにあたり、最も重要な作業ということになります。タイで生産活動を行うにあたり最低限必要なマスターとして、次の4つを挙げることができます。すなわち、

①カスタマー(顧客)マスター、
②サプライヤー(支払先)マスター、
③アイテム(品目)マスター、
④ストラクチャー(部品表)マスター

です。

……

SimLex Developmet Co., Ltd. 古賀 敏生


九州大学を卒業後、大手ベアリング会社に就職し生産技術研究所にて工程設計を経験し、38才で独立後スケジューラ・生産管理システムを中心とした開発・販売を実施した。その後、タイにてSimLex Development Co., Ltd.を設立し、0ベースよりERP・生産管理システム・会計システムを開発・販売し現在に至る。

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