タイ政策金利2.5%で据え置き 首相の利下げ要求拒否 24年成長率見通し2.5〜3% %

【タイ】タイ中央銀行は7日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(翌日物レポ金利)を年2.5%で据え置いた。委員7人のうち5人が据え置き、2人が0.25ポイントの引き下げを支持した。

 2024年の国内総生産(GDP)見通しは昨年11月時点の3.2%増を2.5〜3%増に下方修正した。輸出は2.6%増、外国人旅行者数は3450万人を見込む。

 政策金利をめぐっては、セーター首相兼財務相が「インフレ率が低下する一方、景気は冷え込んでいる」として利下げを求めていた。首相はセータプット中銀総裁に直談判するなどして圧力をかけたが、中銀が突っぱねたかたちだ。

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