高さ276メートル、タイ最高層のオフィスビル開業 三菱地所が共同開発

【タイ】三菱地所は24日、バンコク都心のプルンジット通りで昨年3月に竣工した大規模複合オフィスビル「ワンシティセンター」が同日グランドオープンしたと発表した。高さ276メートルとタイ国内最高層のオフィスビルで、総事業費は約88億タイバーツ(約361億円)。タイの不動産デベロッパー、ライモンランドと共同で開発した。

 高架鉄道BTSプルンジット駅直結(徒歩2分)で、米国大使公邸、米国大使館、5つ星ホテルに囲まれた一等地に立地する。オフィス棟(地上61階建て)、商業棟(地上3階建て)の2棟で、延床面積約11万6000平方メートル、総貸付面積約6万1000平方メートル。オフィスビル高層階には、優れた眺望を活かしたルーフトップバーやレストラン、敷地内・低層階には、街区面積の半分を占める広場空間や商業施設などを整備し、タイ初出店の人気日系飲食店やタイ国内で人気のフードコートを誘致した。共用施設にコワーキングスペースや貸会議室を設け、駐車場のチケットレスシステムや就業者向けアプリ、顔認証システムなど最新のアメニティシステムも導入した。

 ボストン・コンサルティング・グループ(タイランド)、BNPパリバ・バンコク支店、丸紅泰国、泰国三菱重工業、三菱パワータイランドなどが入居する。飲食店では、ピンクのカオマンガイで日本人にも人気の「アン・カオマンガイ・プラトゥーナム」がフードコート内に出店中のほか、日系カフェ「% Arabica」や日本大使館公邸にも抹茶を卸しているプレミアム抹茶ブランドの「Ksana」が開業した。今年上半期中に58階・61階にスカイレストラン、ルーフトップバーを開業するほか、タイの著名シェフが手がけるカフェとレストラン、神戸「鮨 島本」、有名ガイドブックの評価を獲得した担担麺専門店「ENISHI」がタイ初出店する予定だ。

画像提供、三菱地所

画像提供、三菱地所

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