タイの外国人入国料、9月以降に導入延期

【タイ】タイ字紙タイラットなどによると、タイ政府はタイに入国する外国人から徴収する「外国人旅行者タイ入国手数料」の導入を9月以降に延期する。

 2月の閣議で導入を決定し、6月の徴収開始を目指したが、「システムの準備不足」(ピパット観光スポーツ相)を理由に、延期を決めた。タイでは5月に総選挙が行われるため、選挙の結果次第では、導入がさらに遅れる可能性がある。

 「外国人旅行者タイ入国手数料」は1回の入国につき空路が300バーツ、陸路、海路が150バーツ。外交旅券、公用旅券、ワークパーミット(労働許可証)の所持者は支払いを免除する。

 タイ政府によると、1~3月にタイを訪れた外国人は646万5737人で、上位5カ国はマレーシア、ロシア、中国、韓国、インドだった。通年では2500万~3000万人を見込む。

 

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