タイは「つないでくるバレー」「粘り強さ」、日本男子バレー選手および関係者インタビュー

 9月30日、10月1日に開催予定のJAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND 2023「Panasonic ENERGY CUP」に先立ち、日本チームの選手らが、7月22日に催されたファンミーティングの感想やタイのバレーボールの印象について語った。

右からウルフドッグス名古屋・市川選手、サントリーサンバーズ大宅選手、パナソニックパンサーズ清水選手。

■パナソニックパンサーズ 清水 邦広 選手

 「試合で数回タイを訪れており、そのたびに皆さんの優しさや親日さを実感しています。今回のファンミーティングも多くの人に集まっていただき感謝しています。

 日本からタイへは移動は5~6時間なので、カラダへの負担は大きくないと思います。暑さは感じますが、沖縄のように、日本にも似た地域があります。タイ料理も美味しく日本料理も豊富で、アウェーではなくホームのような感覚で健康管理ができると思います。

 タイのチームは日本のようなプレースタイルで、つないでくるバレーです。我慢強さ、粘り強さがあります」。

■パナソニックパンサーズ 山本 拓矢 氏(広報担当)

 「今大会の準備にあたり何回かタイに来ておりますが、今回初めてバレーボールファンの皆さんと接することができました。ファンの多さとその熱意を実感しています。

 プレー環境は素晴らしく整っています。清水選手の話のとおり、健康管理で大きな心配はないと思います。

 10月14日にV.LEAGUEが開幕します。タイでの試合はその2週間前となり、本気で望む試合となるでしょう。お互いのレベルアップにつながるプレーに期待しています」。

 

■サントリーサンバーズ 大宅 真樹 選手

 「ファンミーティングでのファンの皆さまの歓声・熱狂は、こちらのテンションが上ってしまうほどでした。昨今はコロナ禍の影響を受け静かな環境での試合が続いていましたが、タイでの試合はより多くのファンの方の歓声が聞ければうれしいです。

 来タイは今回が初めてです。海外では食事の面でストレスを抱える選手がいますので、その辺りは気を付けたいと思います。

 過去2年、アジアクラブ選手権でタイのチームと対戦した印象では、粘り強さがあると感じています。粘り負けしないよう立ち向かいます」。

■サントリーサンバーズ 吉田 譲 氏

 「ファンミーティングでは、ファンの皆さんの熱狂的な想いを感じることができました。ファンの声援が選手たちのプレー一つ一つの源になります。

 海外でプレー経験のある選手の多く、普段のルーティンを維持することができればよいパフォーマンスを発揮してくれると思います。

 タイのバレーボール選手はディフェンス力・つなぎのプレーの精度が高い印象です。お互いにベストパフォーマンスを発揮し良い試合が出来ればと思います」。

 

■ウルフドッグス名古屋 市川 健太 選手

 「ファンミーティングでの、日本以上の歓声が印象的でした。女性のみならず男性のファンも駆けつけてくれ、うれしかったです。

 18歳のときに合宿でタイを訪れたことがありますが、日本との気候の違いがプレーに影響することありませんでした。食事などに気をつけ、健康管理に努めたいと思います。

 タイは日本のように粘り強いプレーをする良いチームだと思います。手強い相手ですが、勝ちに行きます」。

■ウルフドッグス名古屋 佐藤 和哉 氏 TG SPORTS株式会社 ウルフドッグス名古屋 部長代理

「タイのファンの皆さんの熱量を感じました。歓声が飛びかうなど、日本とはまた違った盛り上がりでした。

日本とタイの時差は2時間なので十分な睡眠をとれば、選手たちも通常どおりの健康管理ができるでしょう。

タイは、世界ランキングは決して高くないものの、アジアでの試合では苦戦を強いてきます。良いバレーボールをするチームなので、どの試合もハイレベルな戦いになると思います」。

 

Japan Volleyball Asia Tour in Thailand 2023公式フェイブブックページ

■JAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND2023「Panasonic ENERGY CUP」概要
日程:2023年9月30日(土)第1試合:13時予定 第2試合:16時予定
2023年10月1日(日)第1試合:13時予定 第2試合:16時予定
会場:バンコク ニミブットスタジアム(Nimibutr Stadium)
主催:サントリーサンバーズ、パナソニックパンサーズ、ウルフドッグス名古屋
主管:タイ王国バレーボール協会
協賛:パナソニックエナジー㈱
後援:日本バレーボール協会(予定)、日本Vリーグ機構、在タイ日本国大使館、タイ国日本人会など
参加:サントリーサンバーズ、パナソニックパンサーズ、ウルフドッグス名古屋、ナコンラチャシマ キャットデビル(Cat Devil/タイ男子バレーボールクラブ)

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