【タイ】政府は11月3日の東北部ウドーン・ターニー県での出張閣議で、タイ国鉄(SRT)による180億バーツ(840億円相当)の借り入れを承認した。2027年度の運営資金を確保するための措置で、財務省が債務保証を行う。
今回の借り入れは、収入が支出を下回る場合の運営資金として実施するもの。タイ国鉄は1951年タイ国鉄法第39条第4項に基づいて借り入れを行い、財務省が保証人となる。方法や条件などは財務省が適切に検討する。
タイ国鉄は長年にわたって赤字経営が続いている。収入の一部を借入金の利息や返済に充てているほか、鉄道インフラの保守・修繕費、駅施設や車両の維持管理費、運行経費、退職者向け年金関連費用などの負担が重く、2026年度は支出が収入を180億バーツ上回った。
このため、2027年度の資金繰り悪化を回避し、日常業務に必要な運営資金を確保する目的で借り入れを実施する。元本、利息、借入関連費用はタイ国鉄が負担する。
●慢性赤字のタイ国鉄に融資 閣議が180億バーツ承認


























