【タイ】タイ政府は観光業を通じた景気刺激策の一環として、観光収益の地方分散と平日の旅行需要拡大を進める。タイ政府観光庁(TAT)が12月15日から、「100ディヤオ・ティヤオ・トゥアタイ(100バーツでタイ全国旅行)」プロジェクトを開始し、特典や割引に加えて100バーツ(500円相当)で購入できる観光クーポンを販売する。
政府は休日への観光集中を緩和するとともに、地方の観光都市や地域コミュニティへの送客を促進し、地域事業者の収入拡大を図る。タイ人のほか在住外国人にも利用を呼びかけ、観光消費を促して地域経済の活性化につなげる。
TATは現在、宿泊施設、飲食店、観光施設、アクティビティ事業者、健康・美容関連事業者など170社超と協力して準備を進めている。参加事業者による特典・割引の提供と、観光クーポンを100バーツで販売するオンライン企画「SHOCK DEALS」の2本立てで実施する。
クーポンの販売は12月15日から2027年2月9日までの期間中、毎週火曜日に計8回実施する。利用日は月曜日から木曜日に限定し、利用者が比較的少ない平日の観光需要を喚起することで、観光関連事業者の週末以外の収入確保を支援する。また、飲食店、地域商店、交通事業者、小規模事業者などへの経済効果の波及も見込む。
SHOCK DEALSで販売するクーポンの価格が100バーツであり、「すべての観光商品・サービスが100バーツになるわけではなく、現金給付でもない」とし、注意を呼びかけている。また、クーポンの販売日と利用可能日が異なるため、購入前に対象サービスや利用日、各事業者の条件を確認するよう求めている。
TATは今後、公式チャネルを通じて参加方法などの詳細を公表する。LINE公式アカウント「@weekday100」への問い合わせが可能。


























