【タイ】バンコク首都警察、タイ麻薬取締委員会事務局(ONCB)、バンコク都庁(BMA)などの合同部隊が10月7日、バンコク都プラウェート区を拠点とする薬物密売組織の摘発作戦を実施した。ごみ収集職員に変装して拠点に突入し、元締めとされる男(38)ら6人を逮捕した。
男は薬物12万錠の押収事件から捜査線上に浮上、プラウェート区の薬物流通を統括していたとされる。過去に薬物犯罪、殺人、殺人未遂、性的暴行、銃器不法所持、賭博など少なくとも7件の刑事事件で逮捕されている。
今回の家宅捜索では、覚醒剤(ヤーバー)1644錠、アイス(結晶状メタンフェタミン)63グラム、ケタミン2.5グラム、携帯電話5台、自動車1台、バイク5台が押収された。携帯電話からは、証人対策に関する弁護士とのやり取りも見つかったという。
捜査当局によると、男は地域社会に深く入り込み、密集住宅地の複雑な路地網や見張り役を利用して捜査を警戒していた。このため捜査員は2週間以上にわたって潜入捜査を実施し、ごみ収集職員に変装して乗り込み、作戦を成功させた。
男は取り調べで関与を否認している。警察は関連事件との関係について捜査を進めるとともに、組織の全容解明を目指して捜査を拡大する。

























