【タイ】運輸省は10月4日、全国で7日まで予想される暴風雨や不安定な気象条件に備え、タイ航空無線会社(エアロタイ)に対し、航路や空港を対象とした緊急対応計画の策定を指示した。航空安全の確保を最優先とし、遅延や上空待機、目的地変更などの発生を想定した対応を進める。
エアロタイは気象局、各空港および航空会社と気象情報を共有し、安全確保と旅客への影響の最小化を図る。視界不良や航路への影響をもたらす悪天候に備えた対策を講じ、詳細な航空気象予報とリアルタイムの気象情報を組み合わせ、飛行経路の調整、発着順序の管理、空域内の航空機密度の調整を行う。
悪天候を回避するための飛行経路変更、天候回復までの上空待機、代替空港への着陸などを含む緊急対応手順も整備。到着便に対して上空待機や目的地変更に備え、追加燃料を搭載するよう求める。
また、各地域の航空管制センターに対し、洪水リスク地域では最高レベルの警戒態勢を維持するよう指示した。陸路による輸送が困難になった場合に備え、関係機関と24時間体制で連携し、洪水被災地への支援活動を支援する。運輸省など政府機関も幹部職員や職員らを被災地に派遣し、救援物資の配布を進めている。
旅客に対しては、7日にかけての悪天候によって運航時刻や飛行経路が変更される可能性があるとし、注意を呼びかけている。空港へ向かう前に航空会社のアプリ、ウェブサイト、コールセンターで最新の運航状況を確認することを推奨。道路渋滞や空港での手続きの遅れを考慮し、国内線は出発2〜3時間前、国際線は3〜4時間前までに空港へ到着し、必要な身の回り品を機内持ち込み手荷物に入れておくことを呼びかけている。

























