【タイ】バンコク首都警察およびタイ食品医薬品局(FDA)は、偽造アレルギー治療薬のシロップ「ALLERGIN SYRUP」を製造・流通していた組織を摘発した。9月22日にバンコクおよびサムット・サーコーン県の計4カ所を捜索、偽造医薬品5万1790本のほか、大量の容器および包装資材、製造設備を押収した。
バンコク都内の運送会社で8月18日、南部向けに出荷される直前の偽造アレルギー治療薬シロップ1万9990本を警察が押収。その後の捜査で組織の拠点が判明し、今回の摘発につながった。
バンコク都バーンクンティアン区内の住宅では、配送拠点を摘発し、住宅を借りていた男(28)を逮捕した。箱形荷台付きピックアップトラック2台からは、出荷準備中のシロップ3万1600本が見つかった。
サムット・サーコーン県サムット・サーコーン市の倉庫では、薬液の調合施設を発見。赤色薬液6250リットル、ラズベリー香料225リットル、調合設備9基のほか、甘味料、食用着色料、冷感剤などを押収した。
同県内の別の倉庫では、ミャンマー人およびラオス人の外国人労働者9人が薬液の瓶詰めや包装の作業中で、その場で拘束した。現場からは完成品200本、薬液原料21タンク、空の容器7万9800本、キャップ締め機やラベル貼付機などを押収した。
さらに、同県内の別の住宅では、空のプラスチック容器33万6000本、偽造ロゴ入りキャップ85万個、偽造ラベル15万枚分を押収した。
当局によると、4カ所から押収した完成品は5万1790本、空容器は41万5800本、キャップやラベルは100万点以上に達した。押収した原材料を使用すれば、さらに100万本以上の偽造医薬品を製造できた可能性があるという。
写真:POLICE News Varieties





























