【タイ】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相が9月20日、東京に到着した。21日には帝国ホテル東京で在日タイ政府機関による「チーム・タイランド」会議を主宰する。
首相は会議で、各機関の活動実績、課題、提言について報告を受ける。日本関連の事業・投資促進という政府方針に沿って取り組みを強化するほか、とりわけタイ経済にとって重要な自動車産業への投資拡大を進める考え。生産サプライチェーンの拡充や、次世代産業の投資拠点としてのタイの地位向上を図り、国民やタイ企業の新たな機会創出につなげる 。
「チーム・タイランド」は、在外タイ政府機関の代表者で構成される協力体制で、外交、経済、政治、社会、文化の各分野における政策を一体的に推進し、相手国との協力関係強化と国益確保を目指している。
日本のチーム・タイランドには、外務省、財務省、商務省、農業協同組合省、工業省、労働省、タイ政府観光庁(TAT)、投資委員会(BOI)の代表が参加する。首相はさらに、海外で活動するタイ民間企業にも目標設定や経済・社会政策の推進に参画を促す「チーム・タイランド・プラス」構想を提唱している。
タイ首相府によると、日本は中国、米国に次ぐタイ第3位の貿易相手国で、貿易総額は532億400万米ドルに達し、タイの対外貿易総額の7.77%を占める。タイの対日輸出額は235億4,900万米ドルだった。
投資面では、日本は依然としてタイ最大の外国投資国であり、2025年の累積投資額は1847億4100万バーツとなった。BOIは同年、日本からの投資案件248件、総額671億5800万バーツを認可しており、認可された外国投資額全体では5位に位置。主な投資分野は機械・自動車、金属・素材、電機・電子産業となっている。
首相はまた、アジア大会に出場しているタイ代表選手団へ激励のメッセージを送った。首相は「結果にかかわらず、選手たちは国際舞台で国を代表し、タイの名誉を高めるために全力を尽くしている。国民にとって誇りである」と述べ、健闘を祈った。



























