アゼリー学園の幼児教育メソッド、日本の幼児教育メソッドをタイ・インドネシアへ

【タイ】学校法人アゼリー学園(東京都江戸川区)は、同学園が研究・実践してきた幼児教育メソッド「STEAM保育」をタイとインドネシアで普及させる取り組みが、文部科学省の「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択されたと発表した。海外の教育機関と連携し、日本の幼児教育文化を基盤とした学びの導入可能性を検証する。

 STEAM保育は、科学・技術・工学・芸術・数学の考え方を乳幼児期の発達に合わせて再構成した教育手法で、子どもが遊びを通して「気づく・問いをもつ・試す・考える・伝える」という探究の過程を繰り返すことを重視する。アゼリー学園と社会福祉法人江寿会で構成されるアゼリーグループが2019年から研究を進め、2021年以降、各施設で実践を重ねて体系化してきた。

 今回の事業では、タイとインドネシアの教育機関と共同研究を行い、モデル園の設置、保育者研修、現地語版カリキュラムの開発などを進める。日本の幼児教育が伝統的に重視してきた「遊びを通した学び」を、異なる文化圏でどのように適用できるかを検証する。

 アゼリーグループは2022年にベトナム・ダナンの大学と連携協定を結び、現地で授業や研修を実施した実績がある。今回の採択は、東南アジアでの展開を広げる新たな段階になるとしている。

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