【タイ】中部ナコーン・ナーヨック県パークプリー郡で発生した水田の野焼き(残渣焼却)による火災について県は1月29日、すべて鎮圧されたと発表した。再発防止に向けて警戒態勢を強化すると共に、「放火事件」として犯人の逮捕につながる情報に対する懸賞金を5万バーツ(25万円)に引き上げた。
県によると、火災は27日に発生して水田を中心に約1万ライ(1ライ=1600平米)に広がり、5カ所の村に影響が及んだ。消火活動には消防車や給水車27台と200人以上の消防関係者が投入され、28日夜に一部で再燃が確認されたものの、29日未明までに完全に鎮圧された。
違法な野焼きを行った関係者の摘発を進めるため、情報提供者への懸賞金を1件当たり5万バーツに引き上げた。焼失した地域はすべて県の管理下に置かれている。ナコーン・ナーヨック県では季節性の大気汚染対策として、昨年12月15日から今年3月31日まで野焼きを禁止している。しかし、深水稲の刈り株処理に費用がかかることから、一部の農家が違法に焼却しているとされる。
今回の火災では濃い煙が発生し、高齢者などを中心に呼吸器への影響が出た。29日朝には、バンコクを含むタイ全土の約3分の1の地域で、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が警戒水準に達した。
写真:ナコーン・ナーヨック県広報局























