【タイ】タイ外務省は2025年12月31日、武力衝突で拘束していたカンボジア軍兵士18人を、停戦合意の条件に基づき同日に解放したと発表した。午前10時、東部チャンタブリー県ポーンナームローン郡のバーン・パックカート国境検問所で引き渡された。
今回の解放は、27日に開かれた一般国境委員会(GBC)第3回特別会合での共同声明第11項に基づく措置。停戦が72時間完全に維持された後、拘束兵士をカンボジア側に返還すると定められており、10月26日にクアラルンプールで両国が署名した停戦宣言の内容にも沿った対応とされる。当初は30日に解放される予定だったが、カンボジア側の停戦違反が疑われ、1日延期された。18人の兵士は7月下旬、東北部シーサケート県の国境地帯で包囲されて投降、これまで拘束が続いていた。
帰還前、兵士全員の健康診断が実施され、捕虜待遇に関するジュネーブ条約に基づく権利について説明が行われたという。家族には事前に帰還が通知されており、引き渡しは赤十字およびASEANの監視団が立ち会ったという。
●タイとカンボジア、12月27日正午に停戦発効 最初の72時間は「監視期間」
捕虜の帰還を祝うカンボジア国民
写真:Army Military Forceフェイスブックより

























