【タイ】年末年始の帰省ラッシュで、2024年12月27日から2025年1月5日までの交通事故は2467件、死者は436人、けが人は2376人だった。1月6日、「2025年新年交通事故防止減災センター」が発表した。
10日間で事故が最も多かった県は南部スラーターニー県で89件、死者が最も多かった県はバンコク都で26人、けが人が最も多かった県はスラーターニー県で100人だった。
バイク事故が最多で全体の86%、ピックアップトラックは5%、乗用車は4%だった。事故原因の最多はスピードの出し過ぎで全体の40%、以下、車の前を横切るなどの前方不注意が22%、飲酒運転が20%など。
本来の年末年始休暇は12月28日から1月1日までの5日間だったが、スケジュールをずらして休暇を取る国民が多いことから、帰省ラッシュによる交通事故の増加を見据えた交通安全キャンペーン「危険な10日間」が、12月27日から1月5日までの10日間に設定されていた。