タイ・カンボジアの停戦合意、停戦後もカンボジア軍の動き確認

【タイ】タイ陸軍は12月28日、タイ・カンボジア国境情勢に関する状況説明を行った。27日正午に停戦が発効したものの、以降も一部でカンボジア軍の動きが確認された。

 陸軍第2軍管区によると、東北部シーサケート県の国境で停戦発効以降も、カンボジア軍による断続的な侵入の試み、多数のドローンの飛行、カンボジア側での部隊や車両の移動などが認められた。散発的な衝突が発生したと報じるメディアもある。

 今回の停戦では、「両軍部隊の移動を現状で凍結」することが命じられている。

タイとカンボジア、12月27日正午に停戦発効 最初の72時間は「監視期間」
タイ軍が国境上のクメール遺跡を奪還 カンボジア軍はロケット砲撃続ける

カンボジア軍との戦闘で重要拠点となった「350高地」を示す画像 タイ陸軍第2軍管区フェイスブックより

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