【バンコク】タイ商務省国際通商局(DFT)によると、2025年10月の国境貿易額が前年同月比4.2%増の1466億4800万バーツ(7100億円相当)に達した。1~10月累計は前年同期比7.7%増の16兆3000億バーツ。国境閉鎖が続くカンボジアとの取引は99.9%減、ミャンマーとの取引も規制継続で16.7%減と低迷している。
10月単月の輸出は前年同月比2.5%減の7491億3000万バーツ、輸入は同12.3%増の7173億5000万バーツで、貿易収支は31億7800万バーツの黒字だった。1~10月累計は輸出が前年同期比4.7%増の9兆1338億7000万バーツ、輸入が同11.7%増の7兆1818億9000万バーツで、貿易収支は1兆9519億7000万バーツの黒字だった。
近隣4カ国との10月単月の国境貿易は前年同月比17.5%減の6533億4000万バーツ。輸出は同25.4%減の3608億8000万バーツ、輸入は同5.3%減の2924億6000万バーツで、貿易収支は68億4200万バーツの黒字だった。国別では、マレーシアが同9.6%増の2726億バーツ、ラオスが同6.3%増の2411億バーツ、ミャンマーが同16.7%減の1395億4000万バーツ、カンボジアが同99.9%減の900万バーツ。主要輸出品は軽油(253億9000万バーツ)、コンピュータ関連機器(130億6000万バーツ)、精製油(111億3000万バーツ)など。
第三国との国境貿易は10月単月で前年同月比32.2%増の8131億4000万バーツ。輸出は同36.1%増の3882億5000万バーツ、輸入は同28.8%増の4248億9000万バーツだった。国別では中国が同28.2%増の4301億1000万バーツ、シンガポールが同64.8%増の1475億5000万バーツ、ベトナムが同52.0%増の777億8000万バーツ。主要輸出品はハードディスクドライブ(1035億バーツ)、ゴム製品(292億5000万バーツ)、TSNRゴム(技術的格付け天然ゴム、210億2000万バーツ)など。1~10月累計は前年同期比23.9%増の8兆6511億1000万バーツ。輸出は同24.6%増の4兆6380億7000万バーツ、輸入は同23.0%増の4兆130億4000万バーツだった。
DFTによると、電子機器分野が世界需要に支えられて堅調な伸びを示しており、データセンター投資も続いている。合成ゴム、燻製シート、手袋などゴム製品も好調。





















