【タイ】東北部ルーイ県ルーイ市内の仏教寺院「ワット・ポーシー・ソムポート」で10月14日、僧坊で火事が起きて木造部分の2階が全焼した。人的被害はなかったが、経典などの貴重品が消失した。
原因は、2階の老朽化した電気配線のショートとみられる。僧坊は当初、コンクリート造りの平屋として建てられ、後に木造の2階が増築された。
現在は在家者向けの宗教教育の部屋として利用されており、仏像、経典、書棚などの貴重品が保管されていた。出火当時、1階にいた僧侶らが貴重品を運び出したが一部にとどまり、多くは消失してしまったという。
写真:Fire & Rescue Thailand