「出所したばかりで金がない」 買い物客のお守りを拳銃強盗

【タイ】バンコク首都警察は10月12日、買い物客に拳銃を突き付けて首のお守り(プラ)を奪ったとして、「出所したばかり」と主張する男(34)を逮捕した。男は昨年末に出所していたが、定職に就いていなかったもよう。

 今回の事件は11日午前、カンナヤーオ区内のコンビニ前で発生。男はフルフェイスのヘルメットをかぶってナンバープレートを外したバイクに乗ってコンビニの駐車場に行き、買い物中の妻を待っていた男性(48)に近づき、銃を突き付けてお守りのネックレスを奪い取った。

 通報を受けた捜査員が防犯カメラの映像を解析して身元を割り出し、事件発生から18時間後に身柄を確保。38口径拳銃と実弾15発、切れた銀色のネックレス1本、ペンダント(お守り)数点、犯行に使用したバイク、犯行時に着用していた衣服などを押収した。

 男は犯行を認めており、「昨年末に出所したばかり。男性が首からお守りのペンダントを下げているのを見て、高値で売れると思った」と供述しているという。男は強盗の罪で服役しており、出所して間もない今年3月にも住居侵入窃盗を犯し、逮捕状が出されていた。

写真:POLICE News Varieties

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