【タイ】タイ東部チャチュンサオ県バーンクラー区内の国道304号線で9月10日午後10時10分頃、走行中の乗用車に金属片が突き刺さり、エンジンルームから発火する事故が発生した。乗用車は全焼したが、乗車していた女性2人は無事だった。
消防は事故の通報を受けて15分後に到着し、30分ほどで火を消し止めた。運転していた女性が消防に説明したところによると、前方を走っていたピックアップトラックの荷台から、金属片が走行風で舞い上がって路上に落下し、車体下部に衝突した。「突き刺さった」ような感覚があったという。直後にボンネットから火が上がったため、ただちに停車して車外に避難した。
事故後の現場検証で、金属片は亜鉛メッキ鋼板と判明。地元警察が詳しい出火原因を調べるとしている。
国道304号線は首都バンコクとタイ東部・東北部をつなぐ経済動脈で、在タイ日本人の利用も多い。
写真:Fire & Rescue Thailand