地下鉄工事で穴に転落した作業員、5日後に発見

【タイ】MRTオレンジライン(地下鉄)ラーンルアン駅の建設工事に従事していた作業員が水の溜まった泥土の穴に転落した事故で5月25日午前0時過ぎ、遺体が収容された。発生から5日後の発見だった。

 事故が起きたのはバンコク都ポームプラープ・サットゥルーパーイ区内のラーンルアン通りの工事現場。5月19日正午頃、作業員の1人が杭打ちの穴の近くを移動していたとき、周辺の泥土がいきなり崩れそのまま転落した。穴は19メートルあり、泥土と水でほぼ満たされていた。

 消防、レスキュー隊、バンコク都庁(BMA)、内務省災害防止対策局などが総出となって捜索したものの見つけられなかった。24日午後7時半頃ようやく、深みの狭い箇所に挟まっていた遺体を発見した。

 事業主体のタイ電車公社(MRTA)は哀悼の意を表明、遺族の適切な補償と支援を提供するよう、工事の請負業者とコンサルタントに対し指示したと述べた。

作業員が泥土の穴に転落、救出作業続く 地下鉄工事現場で

写真:1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)

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