ピーピー諸島で1年ぶりにダイビング・スポット10カ所再開 サンゴの白化現象が改善

【タイ】サンゴの保護のために1年間、一般旅行者の立ち入りが制限された南部クラビー県のピーピー諸島のダイビング・スポット10カ所が5月13日、再開される見込みだ。一帯を管理する国立公園が発表した。

 一般旅行者の受け入れ再開は、2024年5月13日に立ち入りが制限されて以来。環境ストレスでサンゴが白化現象を発していたが、状況が改善したとして再開決定に至った。

 ハート・ノッパラット・ピーピー諸島国立公園の発表によると、再開されるスポットは以下のとおり。

1)ガイ島の北側
2)ガイ島の東側
3)ポーダ島北側(マータンミン前)
4)ポーダ島(プーヤー湾)
5)デーン島
6)ライレー湾
7)ヤーワーサム島
8)ロ・バーガオ湾
9)バイキング洞窟(北側)
10)ピーレー湾前

 白化現象は、サンゴと共生関係にあって栄養を提供している植物プランクトン「褐虫藻(かっちゅうそう)」が抜けてしまい、サンゴの骨格が白く見えることで、水温が30度を上回ると発生すると考えられている。

写真および画像:ハート・ノッパラット・ピーピー諸島国立公園

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