【タイ】タイ警察は2月14日、日本人の男子高校生(16)がミャンマー・ミャワディーの犯罪拠点から解放され、2月12日にタイ北部ターク県メーソート郡からタイに入国したと発表した。現地に赴いた在タイ日本国大使館の関係者に保護されたという。
日本人被害者に関しては、男子高校生(17)が1月に救出されていたというニュースが報じられたばかりで、今回2人目の発見となった。日本での報道によると、16歳の高校生は日本国内で行方不明となり、当局の捜査でミャンマーに渡っていたことが分かったという。タイ警察も、高校生は「人身取引の被害者」だったと判断している。
タイの各メディアのこれまでの報道によると、ミャンマーには依然として、騙されて連れて行かれた1万人規模の外国人が残っている。