今年はFTAを積極的に推進 今月は「Thailand-EFTA FTA」調印

【タイ】ピチャイ・ナリッタパン商務相によると、タイは今年、国際貿易においての自由貿易協定(FTA)の締結実現もしくは積極的な交渉を目指すとした。タイは現在、世界18カ国とFTA15協定を締結している。

 アイスランド、ノルウェー、スイス、リヒテンシュタインの4カ国からなる欧州自由貿易連合(EFTA)とは、今月20~24日にスイスで開催されるダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)でFTAの調印が見込まれている(Thailand-EFTA FTA)。同会議には、ペートーンターン・チナワット首相とピチャイ商務相が出席する。同締結が今後の欧州連合(EU)やアラブ首長国連邦とのFTA交渉を加速させる期待がある。

 韓国とはしばらく途絶えていた合同貿易委員会(JTC)を再開しており、経済連携協定(EPA)の2025年末から2026年初めにかけての締結を目標としている。また、スリランカとは今年第1四半期、ブータンとは年内に、それぞれFTA締結が見込まれている。ほか、アセアン(ASEAN、東南アジア諸国連合)としては、カナダとのFTA交渉が続いている。

ピチャイ商務相 写真:タイ商務省

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