【タイ】コンクリートの地面にイスを並べたようなバス停の写真がフェイスブックに投稿され、話題となっている。バンコク東隣サムット・プラカーン県のルアンペーン通りのバス停を写したもので、投稿したのは「サナーム・カオ・ムアン・プラカーン」というメディア系アカウント。多くのユーザーがシェアし、タイの各メディアがこぞって写真を転載した。
バス停のイスは元々適切な高さに設置されていたが、一帯の歩道のかさ上げを請け負った業者がそのままコンクリートを流し込み、地面とイスの高さが一緒になってしまった。騒ぎが大きくなって弁明せざるを得なくなった業者は、「バス停をどうこうしろとは指示されなかった。とはいえ、失敗だった」と答えたという。
インターネット上では、「常識のある人間だったらこんなことしない」「設計も請負も検査も全て同じ奴じゃないとダメだ」「タイの作法で座れる」「焼き豚ともち米を食べながらバスを待っていられる」「こういうコンセプトが好き」といったコメントが飛び交っている。
タイの各メディアがウェブサイトに掲載している写真
サナーム・カオ・ムアン・プラカーンのフェイスブックページ