SCGのベトナム石化工場、わずか半月で操業停止

【タイ・ベトナム】タイ王室系複合企業サイアムセメント・グループ(SCG)がベトナム南部バリア・ブンタウ省で9月末に稼働させたばかりの石化工場「ロンソン石油化学コンプレックス」を10月半ばには停止していたことが分かった。先週に700億ドルの追加投資を発表したばかりだった。

 ベトナム有数の規模を誇る同コンプレックスは、SCG傘下のロンソン・ペトロケミカルズ(LSP)が運営し、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)を中心に製造している。ロイター電を引用したタイ英字紙「バンコクポスト」によると、SCGは昨年の時点で「ベトナム国内のPEおよびPPの需要は計330万トンで、同コンプレックスの生産能力は130万~150万トンに達する」と語っていた。

 今回の操業停止の理由は、コスト管理や市場の見極めとしている。SCGは年明けには操業を再開したい考えだが、停止は短くとも最低6カ月続くとも報道されている。

ロンソン・ペトロケミカルズ(LSP)のホームページより

関連記事

トピック

  1. 年末年始ツアー好評受付中☆10月に入り予約確定が増加し 満室&満席コースも続々と出始めました!ご予…
  2. 【10/7】代表的なタイ料理トムヤムとは何か。トムヤムを食べてタイ人を思う …『アジアの風だより』…
  3. チャオプラヤ川で大切な人と一緒にロマンティックな記念日に♪ アナンタラ『マノーラクルーズ』が10月…

要チェック!イベント&セミナー

  1.  貴社タイ人スタッフ様の教育研修をサポートいたします!  パーソネルコンサルタントでは、毎月V…
  2.  バムルンラード病院は2024年11月10日(日)09:00より、Advance Sports …
  3.  会計や決算書について知りたい!学びたい!と考えている方のために、「超入門」会計セミナーを開催い…

コラム・タイカルチャー

  1. ――  「何でもできる」と売り込む日系コンサルタント会社に注意 ――  個人でも法人でも、被害を受…
  2. ♀24歳 バンコク出身バンコク在住  私ではなく、父親が若い頃の話。バンコク都内の病院に入院、夜ベ…
  3.  日本の灯籠流しに似た行事。旧暦12月の満月の日に行われる。2024年は11月15日(金)。ローイ・…
  4. 和名:ラデルマケラ(薫水花?) 英名:Dwarf Tree Jasmine(Radermacher…
  5.  フランス海軍がチャオプラヤー川を遡行・封鎖した(パークナーム事件)1893年から、タイとフラン…

ハロタイ企業情報検索

simlex-20240411-004
ページ上部へ戻る