タイ中銀が利下げ、政策金利2.25%に

【タイ】タイ中央銀行は16日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(翌日物レポ金利)を年2.5%から2.25%に引き下げた。委員7人のうち5人が0.25ポイントの引き下げを、2人が据え置きを支持した。

 利下げは2020年5月以来。タイは家計債務の高止まり、輸出の伸び悩みなどで経済成長が鈍化している。利下げで、債務負担の軽減、バーツ安への誘導を図る。

 タイの政府と財界は昨年から、タイ中銀に対し、景気刺激のため利下げを行うよう求めていた。

 タイ中銀は国内総生産(GDP)成長率を2024年2.7%、2025年2.9%、インフレ率を2024年0.5%、2025年1.2%と予想している。

 

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