ロシア、プーケットに総領事館開設

【タイ】ロシア政府がタイ南部プーケット島のロイヤル・プーケット・マリーナに総領事館を開設し、15日、訪タイしたラブロフ外相が出席して、開館式が行われた。

 ラブロフ外相は同日、タイのドーン副首相兼外相と会談した。

 タイ政府はロシアによるウクライナ侵攻後もロシアを非難することを避け、同国と良好な関係を維持している。2022年4月と10月の国連総会で、ロシアの国連人権理事会理事国の資格停止を求める決議案、ロシアによるウクライナ4州の併合を違法で無効とする決議案の双方を棄権した。両決議案は欧米、日本などの賛成で採択されている。

 タイはロシア人に人気の渡航先で、今年1~5月にタイに入国したロシア人は74万人に上る。特にプーケットなどビーチリゾートが人気だ。

 ロシア人によるタイのマンションの購入も盛んで、2022年には813戸、今年1~3月にも387戸が購入された。いずれも国別で中国人に次ぐ2位だった。

写真提供、ROYAL PHUKET MARINA

写真提供、ROYAL PHUKET MARINA

関連記事

  1. 日タイ男子バレーボールの強豪チーム、バンコク日本博で記者会見 SV.LEAGUE WORLD TOUR 2025 IN THAILAND

  2. チケット発売!日タイ男子バレー「Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand」

  3. 日タイ男子バレー再び「Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand」開催

ページ上部へ戻る