バンコクで日本人2人逮捕 暴力団関係者か
- 2023/12/7
- タイ社会
【タイ】タイ警察は6日、日本人の男(36)を窃盗容疑で、別の日本人の男(24)を不法滞在容疑で逮捕したと発表した。
麻薬取引などに関わっている疑いがある日本人数人がバンコク都内を転々としているという情報をつかみ、捜査していたところ、都内パタナカン地区の高級住宅のメイドの女性が、この住宅の住人で不審な活動を行っていた日本人をスマートフォンで撮影したところ、このスマホを住人の日本人に奪われたと、所轄署に通報した。これを受け、捜査令状を取って現場の住宅を捜索し、住宅の庭でイヌと遊んでいた36歳の男と、近くにいた24歳の男を逮捕した。
36歳の男は11月22日にバンコク郊外のスワンナプーム国際空港からタイに入国し、滞在期限内だった。24歳の男は10月6日にタイに入国し、11月4日に滞在期限が切れていた。
日本側に問い合わせたところ、36歳の男は麻薬、傷害などの犯罪歴があり、暴力団と関係があったとみられる。24歳の男も犯罪歴があった。タイ警察は日本の当局と協力して捜査を進める方針。