元証券会社関係者らによる投資詐欺事件 8年逃亡の男を逮捕、被害額4億5000万円

【タイ】タイ警察中央捜査局(CID)は3月23日、証券投資を装った詐欺事件で指名手配されていた男(39)をバンコク都内で逮捕したと発表した。被害総額は9000万バーツ(4億5000万円相当)に上るとみられている。

 男は2013年から2016年にかけ、当時証券会社に勤務していた投資アドバイザーの女ら3人と共謀し、顧客資金を不正に流用した疑いが持たれている。顧客になりすまして資金の所有者を偽り、ほかの顧客から投資名目で集めた資金を自分のものとして会社口座から引き出すというものだった。私用の電子メールや送金アプリを使い、証券会社の業務担当者に虚偽の情報を送信し、資金が自身のものであるかのように装っていた。被害額は9000万バーツに達するとみられる。

 共犯とされる投資アドバイザーの女は2018年初めにすでに逮捕・起訴されており、今回逮捕された男はその後、8年以上にわたって逃亡を続けていた。取り調べに対し、男は容疑を否認しているという。

 警察は、「特別な顧客向け投資枠」や「市場より安いIPO株の優先割り当て」などは実在しないと説明。投資資金を個人名義の口座に振り込む行為は証券会社の正規手続きに反するとし、十分に注意するよう呼びかけている。

写真:{POLICE News Varieties

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