【タイ】東部チャンタブリー県で1月3日未明、タイ海軍がカンボジアからの不法越境を試みた子どもを含む男女67人を拘束した。空腹と失業に直面し、仕事を求めてタイに入国しようとしたものとみられる。
海軍の発表によると、カンボジア人男性35人、女性25人、子ども7人が午前5時ごろ、徒歩で同県ポーンナームローン郡の国境を越えようとしていた。海軍および入国管理当局が協力して身柄を確保し、食料および飲料水の提供、応急手当などの支援を行った。
カンボジア人は事情聴取に対し、自国内で仕事がなく収入を得られない状態が続き、家族を養うことができなかったと話している。生活苦から抜け出すため、危険を承知で国境を越えようとしたという。
タイ海軍は、カンボジアにおける雇用不足や生活環境の悪化が背景にあると理解しつつ、不法入国は国家の安全や公共の秩序に影響を及ぼすとし、法の厳格な執行が必要だと説明。弱い立場の人々が国際的な犯罪組織に利用されることを防ぐ必要性も訴えた。
労働省によると、タイ国内のカンボジア人労働者は2025年5月時点で、51万2000人が登録されていた。同月に発生した国境での武力衝突とその後の事態悪化を理由に、多くが帰国している。
今回拘束されたカンボジア人67人は、法的手続きを経て国外退去となる見通し。
写真:กองทัพเรือ Royal Thai Navyフェイスブックより


























