【タイ】バンコク都市鉄道のレッドラインが12月5日早朝、送電線の盗難により4時間にわたって運行を停止した。始発からほぼ運休となり、全面運行は午前8時49分だった。
運営会社のタイ国鉄(SRT)傘下のSRTエレクトリファイド・トレインによると、午前4時に終点のランシット駅でショートが検知され、変電設備の接地線が切断され持ち去られたことが判明した。同社は駅の電源を落として復旧作業にあたり、午前5時から7時までランシット駅~ラックホック駅間を運休とした。
7時からは作業範囲を始点のバーンスー駅まで拡大し、全線で運行を停止。午前8時49分に全面運行した。バーンスー駅からタリンチャン駅へのライトレッドラインは通常運行だった。
犯人追跡など、警察による捜査については明らかにされていない。SRTエレクトリファイド・トレインは、現在進行中の路線全線に防護柵を設置する工事を加速させるほか、送電線を全面的に地中化し、盗難防止を図ると発表した。
12月5日は父の日で祝日だった。



















