【タイ】バンコク北隣ノンタブリー県パークレット郡で11月28日午前8時ごろ、大型車庫から火が出て、スーパーカー5台、電気自動車(EV)のテスラ45台、多数の自動車部品が燃えた。原因は不明で、警察が現場検証を続けている。人的被害はなかった。
消防車20台が出動して放水したが、消火水がEVのバッテリーを濡らして爆発を何度も引き起こし、消火活動は難航した。火の勢いが収まらず、消防車1台に引火したため、隊員は一時避難を余儀なくされた。最終的に9時10分ごろに鎮火したが、車庫内にはガスボンベや酸素ボンベが残っており、しばらくは危険な状態が続いたという。
車庫にいた男性は警察の調べに対し、監視カメラの映像に7時50分ごろ白い閃光が映ったと話しているという。警察は、「電気のショートと思われるが出火との関係は現時点で不明」としている。焼けた50台の総額は3億バーツ(15億円相当)に達するとみられる。また、保管されていた部品も多くが焼失した。
車庫を保有する会社は別の場所にあり、経営者は外国に滞在しているという。
写真:Fire & Rescue Thailand

























