熱帯低気圧「カルマエギ」、タイでも10月7日ごろまで降雨

【タイ】タイ気象庁は、熱帯低気圧「カルマエギ」の影響で、タイでも10月7日ごろまで雨が続くと予想している。特に東部や南部では強い雨や突風の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。

 カルマエギは10月30日にフィリピン東方の西太平洋で発生し、西進して南シナ海を経てベトナム中部に上陸する見込み。ベトナムで勢力を弱めた後も、タイは間接的に影響を受けるとされる。

 タイの複数のメディアは「タイでは11月6日から7日にかけて降雨がピークを迎え、週末まで断続的に雨が続く」と報じている。特にチョンブリー県やラヨーン県などの東部や、ナコーン・シータマラート、ソンクラーなどの南部で強い雨が予想される。

 11月8日以降は次第に降雨が収束し、乾期(寒期)らしい天候に戻る見込み。ただ、局地的な洪水や土砂災害のリスクは残るため、低地や河川沿いは引き続き注意が必要だという。

2025年11月3日発表の天気図 画像:タイ気象庁

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