タイ灯籠流しの夜に「スーパームーン」 国立天文学研究所が観望会

【タイ】タイ国立天文学研究所(NARIT)によると、11月5日のローイクラトン(灯籠流し)は、月が地球に最も近づき、晴れれば「スーパームーン」が観測できると発表した。満月は午後5時半ごろから東の空に昇り、通常より大きく明るく見え、夜通し観察できるという。

 NARITは、ローイクラトンに合わせて全国5カ所に観測拠点を設け、望遠鏡を通じて無料で公開する。会場は東部チャチュンサオ県、東北部ナコーン・ラーチャシーマー県、コーンケーン県、南部ソンクラー県の各天文台および北部チェンマイ県のシリントーン天文公園で、午後6時から10時まで開放される。

 月は楕円軌道を回っており、最も近い「近地点」では35万7千キロ、最も遠い「遠地点」では40万6千キロとなる。

関連記事

ページ上部へ戻る