【タイ】東部チョンブリー県シーラーチャー(シラチャー)郡で10月13日午後1時30分ごろ、プラスチック部品・発泡スチロール製品工場に落雷があり、火災が発生した。建物の一部が倒壊、従業員が雨の中を避難する騒ぎとなった。
消防車20台以上が消火活動にあたったが、火勢が強かったため建物の一部が倒壊し、第2、第3倉庫に延焼した。工場は倉庫型の平屋建てで、内部にはプラスチック部品や発泡スチロール製品が保管されていた。可燃性の高い資材が多かったため、火の回りが早かったもよう。
現地では激しい雨が降っており、工場の従業員は「落雷直後に出火した」と話しているという。消火に2時間超を要したが完全な鎮火には至らず、しばらくは延焼拡大を防ぐ措置がとられた。
シラチャー郡には日系企業が多く進出し、市街地には日本人居住者が集中する。
写真:Fire & Rescue Thailand